【オンライン5分で手続き完了】中国で「3香港」のeSIMカードを使ってみた【LINE等可】

こんにちはJackです。先日(2019年12月)に上海に出張してきたのですが、その時に「3香港」のeSIMカードを試してみました。

「3香港」は3 Hong Kong / Three Hong Kong / スリー香港などいろいろな呼び方がありますが、つまりは”au”のような携帯通信会社のブランドです。香港のみならず英国でも”Three”ブランドで展開しています。

さて、2019年10月にiPhoneを4年ぶりに買い替えてiPhone6sからiPhone11 Proにアップグレードしたことは、ここに書いた通りです。

今まではアップルストアで購入したSIMフリーのiPhone6sとビックカメラで買えるIIJ Mioの格安SIMを使っていたため、海外に行くときはいつも 1. 現地のSIMカードを買うか、2. アマゾンで出国前に事前に購入して行きの飛行機の中でSIMカードをせこせこ入れ替えていました。SIMカードは小さいので旅行中になくさないか心配ですし、SIMカードを入れ替えるPINを忘れると入れ替えができないなどなかなか面倒くさいです。

そこで!今回はeSIMカードを使ってみることにしました。この記事を読むことであなたもeSIMを使いこなせるようになりますよ!

1. eSIMとは?

eSIMというのは、”Embedded SIM(組み込まれたSIM)”の略で、スマホの中にSIMカードと同じ働きをするチップが埋め込まれているため、物理的なSIMカードがなくても、携帯端末上でSIMカードがあるのと同じように機能する技術のことです。eSIMの情報は書き換えが可能ですので、例えばeSIM上でYahoo!Mobileと契約していたが、オンラインの手続きだけでLINE MobileやUQ Mobileに切り替えることが近い将来にはできるようになります。(まだできません) eSIMは新しいスマートフォンでは標準の機能となっています。

最近ではApple Watch 3 ~ 5シリーズ, iPad Pro, iPhone XR, XS, XS Max, iPhone11, 11Pro, 11 Pro Maxが通常のSIMカードに加え、2枚目のSIMとしてeSIMをサポートするようになりました。今までと同じようにSIMが入っているのですが、eSIMでもう一つのSIMを付け足すことができます。

なおアンドロイドではGoogle Pixel 3, Pixel 3XL, Pixel 4, Pixel4 XLなどでeSIMをサポートしています。

英国ではEE, O2, ボーダフォン、米国ではAT&T, TモバイルUSA, ベライゾンなど主要な通信事業者がeSIMのサービスを展開していますが、日本の電話番号を取得できるeSIMは2019/12/22現在でIIJだけとなっています。

https://www.iijmio.jp/hdd/esim/

IIJmio(みおふぉん)

eSIMについてアップルが公式HPにて説明していますので、興味のある方は以下のリンクから確認してください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT209044#transfer-erase

2. スマホ内に物理SIMとeSIMを存在させるとどうなるの?

この場合は2つの電話番号を持つことになり、どちらの電話番号にかけてもあなたの携帯電話に繋がります。

↓にiPhoneの設定->モバイルデータから進んだ設定画面のスクリーンショットをご覧ください。(言語設定が英語ですみません)

二つのSIMカードを有効にしていると、両方の電話番号で電話を受信し、SMSが使えるようになります。Default Voice Line をPrimary(主回線), Secondary(副回線)のどちらかを選択することによって、自分が電話 / SMS / iMessage / FacetimeをするときにどちらのSIMを使うか選択できます。また、副回線(Secondary)SIMをデータ通信のみで使うこともできます。2つのSIMを持つことができますが、通話やデータ通信で2つのSIMを同時に使うことはできません。

設定->モバイルデータからいつでもどちらのSIMを優先して使うかをを選択することができます。

海外旅行中にeSIMを使う場合は日本のSIMのデータ通信はOFFにしておいた方が、混線したりすることなくスムーズに使えるようです。

eSIMはサービスプロバイダとオンライン上で手続きをしてカード番号を入力すれば5分で手続きが完了します。QRコードが送られてくるのでそれをスキャンしてアクティベートする、あるいはスマホアプリでアクティベートする方法があります。こちらのHPにて渡航先のサービスを提供している通信事業者を選び、eSIMプランを選んで支払い->QRコードでアクティベーションをするだけです。とってもシンプル。

https://esimdb.com/ja

3. 海外旅行でeSIMを使うメリット

海外旅行の時にSIMカードを入れ替えると、SIMカード紛失のリスクがあるという他に、いつものSIMカードの電話番号が使えなくなるというデメリットがあります。こういった理由でモバイルWi-Fiを選択する人も中にはいるのではないでしょうか?

日本でいつも使っている物理SIMを携帯端末の中に残したままeSIMを登録する場合は、音声通話を日本の電話番号にして、データ通信を購入したeSIMにするといった設定が可能です。そのため、海外旅行中でも電話を受信することができ、かつデータ通信を高額な海外ローミングではなくeSIMのデータプランで使うことができます。

4. 中国でスリー香港(Three HK / 3香港)のeSIMカードを使ってみた

eSIMのサービスを提供する会社が香港のeSIMを使うかというと、中国で禁止されているウェブサービスが使えるからです。中国ではインターネットが厳しく検閲されており、Facebook、Gmail, YouTubeをはじめとしたグーグルの全サービス、LINEなどが使えません。しかし香港のeSIMおよびSIMカードを中国大陸で使うとそういった検閲をすり抜けて日本でインターネットをするのと同じようにあらゆるウェブサイトにアクセスできるようになるのです。

私は日本を出国する前に飛行機の搭乗列に並んでいるときにeSIMを購入しました。会社のiPhoneにQRコードを送って表示させ、自分の携帯で読み込みました。

リンクはこちら。

https://www.three.com.hk/eSIMMall/chi/eSIMMall/buylist.jsp?lang=eng

138HKD(約2000円弱)で10日間というプランです。言わずもがなですが、SIMロックされているスマホでは使えませんのでご注意を。

China(=大陸)だけでなく日本も含め世界中で使えます。

QRコード付きのメールが来ると以下のような文章が出てきます。

How to use travel data?

Please default eSIM as “Primary” in Data Plans. / Suggest to remove your current primary SIM to avoid extra data charges. / Please turn on “Mobile Data” when you use data in HK. / Upon arrived the designated destinations, please ensure the “Data Roaming” in your mobile device is “ON”, then travel data pass will start.

以下訳文です。私のコメントをカッコ内に入れています。

トラベルデータはどうやって使うのか?

  1. eSIMをデータプランでデフォルトの「主回線(Primary)」にしてください(これは副回線であっても問題ありません)
  2. 今の「主回線」になっているSIMを取り除くことをお勧めします。(設定->モバイルデータから主回線をオフにしておけば問題ありません。
  3. 目的地に到着したら「データローミング」をオンにしてください。トラベルデータが開始されます。(香港のSIMを中国大陸で使う場合、これはデータローミングになりますのでオンにしないと使えるようになりません)
データプランのラベルを主回線、副回線のどちらにするか聞かれます

日本でeSIMを買ったときはまだ副回線に設定した「3香港」のデータプランをオフにしていたのですが、中国に飛行機が着陸してすぐにデータプランをONにして、データローミングもONにしたところ、機内にいるうちに使えるようになりました。下の設定画面を参照ください。右上の電波マークが2段になり、主回線(Primary)、副回線(Secondary)ともに電波をキャッチしているのが分かります。主回線はデータプランをオフにしておきましょう。

1ー2年前までは飛行機を降りてからSIMを買っていたのですが、SIMを買える場所がなかなか見つからなかったり、現地の人の迎えがあるときは待たせてしまいます。いつでもどこでもインターネットがあれば購入できてしまう便利さは本当に素晴らしいです。

また、今回10日のプランを買って中国で使ったのが5日だったので、日本に帰国後通話はIIJみおふぉんのSIM、データ通信は3香港のSIMを使って過ごしました。IIJのSIMでケチケチの私は月3GBの一番安いプランでちょうど今月はデータ量が足りなくなりそうだったので、IIJのSIMのデータを5日間いっさい消費せず3香港で計10日間乗りきって節約できなというのは良かったです。

5. 最後に: 残念だったことと注意点

ちょっと残念だったのは、1日のデータ利用上限が500MBだったことです。購入する時に細かい規則等読んでおらず気付きませんでした。

出張中ホテルでYouTubeでも見てぐだぐだしようと思ったらのですが、500MBだとあっという間に上限が来てしまいます。中国のホテルのWi-FiにつないでもVPN接続しないとYouTubeは見られませんからね…

しかし1日500MBだったら動画をたくさん見ない限りは十分なデータ量ですね。

それから、日本でもデータ通信が使えるとメリットがあるため、ちゃんとした比較にはなりませんが、海外で使うだけだったら、アマゾンで1000円位で売っている7日間有効の香港SIM(大陸でローミング使用可)の方が安いです。

eSIMは使いこなすなったらめちゃくちゃ便利!中国で使うなら香港のeSIMがおすすめ。旅を快適にできますよ。ぜひおためしあれ。

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