みなさんは台湾が好きですか?私は3回行きましたが、年一回くらいのペースで行っても良いのではないかと思っています。
今台湾を訪問する日本人は右肩上がりで増えており、平成29年は189万人、平成30年は197万人まで増えて、令和元年は200万人を超える勢いだそうです。
一方訪日台湾人は、2018年で約480万人(https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/since2003_visitor_arrivals.pdf)と、日本の約5分の1の人口ながらとんでも内数の台湾人が日本に来ていますね。
さて、台湾の一番の玄関口桃園空港では市の中心部まで直通するメトロ(桃園機場捷運, Taoyuan Airport MRT)が開通し公共交通がより便利になってますが、台湾には台北、高雄などの都市だけでなく、郊外にも見どころがたくさんあります。
台湾の西側は新幹線が通っており、東側も台北~台東まで片道3時間半くらいの鉄道が通っています。しかし、車を使ったロードトリップをしたい!島自体あまり大きくないし、車を使って1週間くらいで周遊したい!なんていう方もいるのではないでしょうか?私もそういった考えを持った一人です。「外国で運転するなんて危ないよ!絶対にやめたほうがいい!」と何人もの人に警告されましたが、そういうことを言う人は誰一人海外で運転したことがなく、実際にドイツやイタリアで運転した人にアドバイスを求めたら、「右側通行なんて1時間で慣れるよ」「現地の交通ルールを予習しておけば問題ない」という回答が来ました。
私が平成29年(2017年)のゴールデンウィークに台湾で運転した時の経験を書こうと思います。
- レンタカーを台湾で運転するには?
- まずはJAFで日本の免許証の翻訳文を作ってもらう
- レンタカーを予約しましょう
- レンタカーを借りて運転してみた結果気をつけた方が良いと思ったこと
- 事前に準備しておくべきもの
- 知っておくべき交通ルール、ガソリンの入れ方
- 運転してみて感じた台湾の運転難易度
- 駐車場はどうやって探す?
- 高速道路代はどうやって払う?
- 私が台湾で運転したルート
- まとめ
1. レンタカーを台湾で運転するには?
1-1まずはJAFで日本の免許証の翻訳文を作ってもらう
大抵の国では国際運転免許証で運転できるのですが、台湾で運転する場合は日本の運転免許証原本と、その中国語翻訳文が必要です。以下JAFのホームページからの抜粋です。
1. 日本の運転免許証をお持ちの方は、当該免許証原本と同時に、その免許証の中国語翻訳文を携帯することにより、台湾域内で自動車等を運転することができます。
http://www.jaf.or.jp/inter/taiwan/
2. 台湾域内で自動車等を運転する場合には、中国語翻訳文を当該運転免許証の原本とともに常に所持していなければなりません。
3. この翻訳文で自動車等を運転できるのは、台湾入境日から一年間です。
4. 翻訳文の有効期限は免許証の有効期限と同一ですので、有効期限内であれば繰り返しお使いいただくことができます。ただし、記載内容に変更があった場合(住所変更等)は再取得する必要があります。
最新の情報はJAF公式ホームページのhttp://www.jaf.or.jp/inter/taiwan/から確認してください。法律や条例は変わることがありますので、かならずリンク先の情報を自分で確かめて申請をして下さい。
なお、所要日数は即日~2週間程度とあり、JAFの各支部に電話で聞くよう書いています。時間がかかる可能性があるので早めに申し込まないといけません。
1-2 レンタカーを予約しましょう
私は rentalcars.com で予約をしました。このウェブサイトは各レンタカー会社の中で安いプラン順に並べてくれるので、ニュージーランドでレンタカーを借りた時も使いました。
日産レンタカー、タイムズレンタカー、トヨタレンタカーをまとめて見積もり取ってくれるような感じで、ホテル予約のトリバゴ, 航空券予約のスカイスキャナーのようなイメージを持って頂ければ分かりやすいと思います。
実際に使ったレンタカー会社は和運租車(Hotai)という会社です。公式ホームページはこちらhttps://www.easyrent.com.tw/Japanese/index.html 日本語でも説明があります。
4/29 8:00 – 5/4 20:00 の6日間のレンタルで、トヨタのViosというヴィッツのセダンバージョンのコンパクトカーを借りて、料金は41,064円でした。Hotaiレンタカーの台北桃園空港店は、空港の外にレンタカー屋がありました。台北桃園空港に着いた後Hotai事務所に電話をして(英語対応してくれました)、迎えに来てもらいました。返す時はやたら豪華な車で空港まで送迎をしてくれて、特に問題なく貸し借りを行いました。国によっては空港の駐車場の中にレンタカー屋がケースもあるので、空港到着後の連絡先やレンタル場所は事前に調べておきましょう。
2. レンタカーを借りて運転してみた結果気をつけた方が良いと思ったこと
2-1. 事前に準備しておくべきもの
1. シガーソケット給電器
私は一番安い車を予約したというのもあって、カーナビはついていませんでしたが、USBを挿せる場所がありGoogleマップを使っていました。また音楽再生もiPhoneをiPodとして認識していた為問題なくできました。ですのでカーナビや携帯の充電には特に困りませんでした。しかし、安い車だとUSBを挿す場所がないこともありえます。Googleマップを使うのであれば、車のシガーソケットから給電できるアダプターを用意しくと良いでしょう。車で移動中に携帯を充電できると便利ですよね。シガーソケットの給電器は100均でも売っています。もちろんモバイルバッテリーでも良いですが、車で移動中に充電できることは車旅のメリットでしょう。
2. SIMカード&SIMフリースマホ あるいは モバイルWifi
車で台湾をまわるのであれば、インターネットは絶対に必要です。運転中にグーグルマップなどのナビアプリを使いますよね?私は日本のアップルストアで買ったSIMフリーのiPhone6sに台湾のSIMカードを挿してグーグルマップのナビを頼りに台湾を運転していました。
SIMカードは台湾に着いてから買ってもいいですが、日本にいる時にアマゾンで注文、飛行機の中でSIMカードを交換してしまった方が時間を節約できます。複数人でインターネットを使うならモバイルWi-Fiでも良いですね。運転中にデータが足りなくなってしまうと大変なので十分なデータ容量を確保しておいた方が良いでしょう。
3. スマホを車に取り付ける器具
カー用品店などで、1000円位でどこにでも売っていると思います。アマゾンでも買えます。カーナビをレンタルするよりも断然安く済むので買っちゃいましょう。
私は車のメーターのインパネのあたりにスマホをおいて使っていましたが、カーブを曲がるたびに落ちたりしてとてもストレスでした。けちらずに買った方が安心して、ストレスフリーで運転できますよ。
2-2. 知っておくべき交通ルール、ガソリンの入れ方
台湾は日本と違い左ハンドル右側通行です。他に基本的な交通ルールは日本と変わりません。(だから中国語の翻訳文だけで運転させてもらえるのですね)アメリカのように赤信号でも右折可能というルールもありませんし、信号の通りに運転していれば問題はありません。
念のためこちらの公式ホームページから各交通標識を確認しておくと良いでしょう。
私が給油した時はフルサービスのスタンドでした。92, 95, 98がガソリン、「柴油」がディーゼルです。数字はオクタン価を表していて、レギュラーガソリンなら92か95、ハイオクは98です。レンタカーを借りる時は95(ジウウー)で給油せよと言われましたが、給油口には「92以上で給油しろ」と書いてあったので、95より安い92のガソリンを給油して返却しました。念のため借りる時に油種は確認しておきましょう。
2-3. 運転してみて感じた台湾の運転難易度
台湾の運転事情をGoogleで検索すると、台湾の運転マナーの悪さを嘆き、赤信号でも右折してしまうだの割り込みやウインカーださないだの不安を煽る記事が多く目に付きました。
ただ、私一個人の感想としては、それほど問題はなかったです。マナーの悪い運転手もいましたが日本にも同程度いると思います。
左ハンドルの運転も、はじめは緊張しますが誰だって皆初心者。1時間も運転すれば慣れます。
ちなみに私が台湾で運転した時は、免許取得から3年弱が経過していて、自家用車を持ってから7ヶ月ぐらいのスキルです。自家用車を持つまでは土日にカーシェア使ったり、仕事でレンタカーを時々運転する程度でした。熟練のドライバーだったわけではありません。都内に住んでいるので通勤も電車のサンデードライバーです。週末運転する場所は郊外ではなく首都高など都内の複雑な道路が多いと思います。
速度違反は日本以上に厳しい
日本だと100kmの高速道路を15-20km以上オーバーしてはじめて取り締まり対象ですが、白バイ/パトカーに追いかけられなければまず捕まりません。また、オービスにいたっては40kmオーバーしても取り締まられないという、大変寛大な取り締まりですよね。
でも台湾ではオービスでもがんがん取り締まります。私は花蓮から台北に向かう時の高速道路で、90キロ制限の道路を100キロ制限と勘違いしていたのか109kmで走ってしまい、19kmのスピード超過の違反で3,035元(約10,000円)の罰金を取られました。日本に帰国後1ヶ月後くらいにレンタカー会社からメールで請求書が届きました。罰金はレンタカー代金を支払ったときのクレジットカードから引き落とされていました。私のようにならないようくれぐれも気をつけてください。
左折時は赤信号のうちから交差点に入る
日本だと右折時に信号が青でないと交差点に進入しませんが、台湾では左折(日本で言う右折)の時に信号が赤でも交差点内に車が進入して、青になった瞬間に一気に左折していきます。
「え、左折車はまだ信号赤だけど交差点に進入しちゃうの?」と驚きましたが、まぁ効率はいいですよね。郷には入ったら郷に従えで私も同じように運転しました。
右折時に寄せる車が少ない印象
日本でも左折時に左に寄せない車がまぁまぁ見かけますが、台湾では右折時に右に寄せない車が特に気になりました。
東京だと道幅が狭く、左に寄せると言っても 20ー50cm程度の話ですが、台湾の郊外運転時は道幅が広く、車を寄せる寄せないで1m位の差が出るというのが理由かもしれません。
峠道は対向車に注意 / 見通しが悪い時はライト点灯を!
台中〜日月潭を経由して花蓮まで、峠道を長い距離を運転したですが、中央線がなくなり狭くなっているところも多かったです。見通しの悪いカーブでもスピードを出す車が多かったので、ライト/クラクションなどで警告しつつ、カーブミラーも確認して(曇って見えないことも多かったです)慎重に走りましょう。
また雨の多い台湾。視界が悪い時はフォグランプ、なければロービームを必ず点灯させましょう。
左ハンドルだと車幅間隔が分かりづらく狭い道はきつかった
東京では狭い道も運転できていたと自分では思っていたのですが、左ハンドル車で狭い道を走る時は気を使いました。○○で泊まったホテルがかなり狭い道の先にあったのですが、ホテルのオーナーが大きい通りまで車を出してくれて助かりました…
車幅間隔に自信がある方でも左ハンドルだとちょっと勝手が違うことがあるので慎重に運転しましょう
2-4 駐車場はどうやって探す?
中国語で駐車場は「停車場」といいます。分かりやすいですね。駐車料金は「○○元/時」で時間あたりいくら、あるいは「毎小時」で一時間ごとの意味です。 「○○元/日」->1日あたりいくらの意味。一回あたりいくらの表示は「○○元/次」と書かれています。
台湾人に聞いたおすすめの駐車場アプリは停車大聲公 https://parkinglotapp.com で、私はこのアプリで駐車場を探していました。
路上駐車する場合は、停車した後に近くのコンビニで支払いをします。コンビニを探して支払いで着る場所はどこか道行く人に聞いてみましょう。パーキングメーターのような機械はなく、定期的に係の人が巡回に来て各駐車位置に停まっている車のナンバーを記録しています。
2-5 高速道路代はどうやって払う?
レンタカーの車にはETCのような装置が標準でついており、有料道路を走ったら自動的に計算されて返却時に請求されます。料金所がなくて、道路上のセンサーにて自動的に走行履歴が管理されています。高速道路代も安くて、私の場合1000円いかないぐらいでしたので、日本で高速道路に乗るのと比べたら全く気にせず走ることが出来ます。返却の時に、あっこの位有料道路走ってたんだ~と気付くくらいです(笑)
2-6 私が台湾で運転したルート案内
1日目 早朝台北桃園空港着 -> 台中に移動して終日台中観光
2日目 台中から日月譚に向かって観光後、仁愛郷にて宿泊
3日目 仁愛郷から太魯閣国家公園(タロコ国立公園https://www.taroko.gov.tw/ja)を経由して花蓮へ
4日目 花蓮を終日観光 車でまわる
5日目 花蓮から台北へ運転、レンタカーを返却後帰国
台中からタロコ経由で花蓮に抜けるコースは山道が続きます。なんと標高3000メートルを越えるところまで登っていきますのでタイヤの空気圧とか大丈夫か心配になるレベルです。

中央線のない山道で、タロコ周辺は観光バスも多いので走行に注意が必要です。また霧のせいでで基本的に視界が悪かったです。花蓮から台北に向かう道は絶景です!「台9線」という道路なのですが、本当にここを運転するためにレンタカーを借りたくなるくらいです。写真をご覧下さい。


3. まとめ
最後にいくつかポイントをまとめます
- 台湾で運転するには中国語翻訳文を作ってもらう為にJAFに行く!(最大2週間かかるので電話して確認)
- SIMカードorモバイルWi-Fi買ってGoogleマップを使えばOK!
- 高速道路の料金支払いは気にしなくてOK
- 運転マナーはそれほど悪くない。左右逆なだけ
- 速度違反は厳しいので注意!
外国を運転すると道路の文字がわからないということも不安要素の一つですが、台湾は漢字なので大体の意味がわかります。こうしたのも安心要素の一つですね。韓国だったらハングルがメインなので私はあまり運転する自信がありませんね(笑)
台湾での安全なロードトリップを楽しんで下さい!
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