
この記事では初めて転職をする人向けに基本を解説しました。
転職エージェントでも働いた事があり仕組みを理解している私が、ポイントとなる所を解説します。
24-30代後半のビジネスパーソンを想定しています。シニア向け転職に関してはまた別途まとめようと思います。
1. 業界分析、自分の働きたい職種、業界をきっちり絞る給与、勤務日などの条件をしっかり整理する
2. 先に会社を辞めた場合はまずハローワークに行く。ただしハローワーク経由で応募するのは要注意
3. 転職サイトの活用
4. 直接企業のサイトから応募
5. 転職エージェントの活用
6. 短期決戦、最低でも3社からの同時内定を目指す
1. まず業界分析と職種を絞る事についてです。
これはいわずもがなですが、自分がどんな仕事をしたいかをはっきり整理してからでないと転職活動をしても一貫性がなく効率が大変悪いです。
5-10年後にどんな仕事をしていたいかという中長期的な視点を持たないと、キャリアに一貫性がなくなってしまいます。また、他業種への転職がしにくい仕事もあります。
例として公務員から民間への転職は20代が限界と言われています。また、30過ぎまで商社で勤務しているとメーカーへの転職は非常に困難です。
転職サイトを見ればわかりますが、その業界での経験が応募条件になるからです。
転職サイトをブラウズして面白そうな仕事に飛び込む事ほどやってはいけないことはありません。
2. 仕事探しといえば、ハローワークに行った方が良いのではないかと考えていますでしょうか?
結論から言うとハローワークには行った方が良いです。会社都合で解雇された場合などは特に。
- ハローワーク及び厚生労働省に登録している転職エージェント経由で就職した場合は再就職支援金がもらえる。
- さらに、再就職支援金をもらったのち、転職後6ヶ月の月額の給与額が減った場合は就業促進定着手当てというお金までもらえます。
しかしハローワークで仕事に応募するのはあまり懸命ではないかもしれません。それは、ハローワークで求人を出している会社は国から助成金をもらっている=採用にお金をかけていないからです。
転職サイトに求人を掲載するのは毎月数十万円のお金がかかります。また、転職エージェントを使った場合は年収600万円の人材の採用に数割(例として3割なら180万円)の紹介料を支払っています。
100-200万円のお金を使って採用する会社と、数十万円のお金を国からもらって採用する会社、あなたはどちらに応募しますか?
3. 転職サイト
– 2種類の求人があります。直接応募と転職エージェント経由
転職サイト内には、直接応募と転職エージェントへの登録が前提になっている求人の2つが表示されています。
転職エージェントへの登録が前提になっていると、履歴書は転職エージェントを経由して送られます。直接送りたい時には直接応募かどうかを確認しましょう。
大抵のサイトは直接求人のみでの検索を選ぶ事が出来ますが、転職エージェントが転職サイトを運営している事も多く、その場合は直接応募求人がまったくないサイトもあります
– スカウトメールの活用
転職サイトで登録をしたら活用したいのは、スカウトメール制度。自分の探している求人の条件や職種、業界を登録していると、採用をしている会社の人事からスカウトメールがあなたに届きます。
また、LinkedInもおすすめです。自分の職歴をSNSに公開してヘッドハンターに見つけてもらいましょう。ただし、Google検索で引っかからないようにしておくなど、プライバシー対策は慎重に。馬鹿正直に全ての履歴を書く必要はなく、抜粋して職務経歴を入れておくだけでもOKです。
仕事内容が書いていれば、会社名も公開する必要はありません。
- 求人サイトの選び方
あまりたくさんのサイトをみても疲れるので、チェックするサイトは2-3個に絞ると良いです。
全体をカバー/ LinkedIn、マイナビ、リクナビ、@type、日経キャリアなど
業界特化型 / エンジニアに特化したIndeedなど
バイリンガル求人、外資系企業に特化 / Careercross / daijob.com など
4. 直接応募
企業ごとに個別に応募するには、まず自分のやりたいこと、勤めたい会社を絞った上で応募することが肝心です。
下調べが必要なので、時間はかかりますがマッチする確率は高くおすすめです。
また、大きな会社ですとポジションに空きがあったりなかったりするので、定期的に確認して空きが出た時に応募するのも良いでしょう。
5. 転職エージェントの活用
メリット
転職エージェントは自分にあった求人を紹介してくれるので、自分一人では探す事の出来なかった求人を見せてくれる事があります。また、求人サイトなどに非公開の求人情報なども持っているので、選択肢が増えます。また自分の職務経歴にマッチした求人の提案やキャリア形成の相談にも乗ってくれるので便利です。求職者は費用はいっさいかかりません。
あなたがエージェント経由で就職した際に採用した会社があなたの年収の数割を転職エージェントに払うというビジネスモデルだからです。
転職エージェントを使う会社は良い人材を採用する為にそれなりにお金を使うため、ハローワークのみで求人を出している会社よりは社員を大切にしてくれる可能性が高いです。
無料で相談に乗ってくれて求人も紹介してくれるのだから使わないのは損です。
また、給与の交渉なども転職エージェントを経由してすることができます。
デメリット
転職エージェントのコンサルタントは出来る人と出来ない人の個人差がとても大きいです。
また、彼らがあなたの就職する会社をコントロールすることがあります。
たとえば顧客A社に佐藤さん、小林さん、鈴木さんを紹介して、顧客B社にも同じ3人を紹介したとします。
A社が佐藤さんをほしい、B社が鈴木さんをほしい場合、佐藤さんと鈴木さん両方がA社を希望したら、鈴木さんにはA社ではなくB社をおすすめします。そうすれば転職エージェントの利益になるので当然ですが、鈴木さんの利益になるとは限りません。
6. 転職活動は短期決戦。最低でも3社からの同時内定を目指しましょう
転職活動をはじめて1社から内定をもらえると、別の会社でも働けるということにほっとすると同時にまいあがってしまいます。
もしあなたが今の会社を早く辞めたい時、仕事がない時などは、内定を一番初めに出してくれた会社に行きたいという気持ちが高まります。
早く回答をしなくては!という気持ちにもなりますし、少なくとも1週間以内に回答を出さないと内定はなかったことになるのではないかと焦りも生まれます。
理想としては2週間以内のうちに最低3社からの内定をもらうことです。そのためにはどうしたらいいのか?簡単です。応募する会社をしぼり、1-2週間のうちに10-20社に一気に応募を出すのです。応募した時期が同じであれば当然内定時期も同じになります。
しかし、面接のタイミングもかぶるため時間調整は難しいです。できれば現職の仕事が忙しくない時期に転職活動をするようにしましょう。今仕事をしていなくて転職活動をしている場合は、1日2-3社との面接をするくらいのハードスケジュールで全力でやりましょう。
日本の上場企業の数だけでも3500社を超えてあり、たくさんの会社があります。会社に選ばれないといけないですが、自分も仕事を選ぶ側という視点を忘れずに慎重に転職先を選んでいきましょう。
最低3社からの同時内定を目指すのも、あなた自身が有利な立場に立って相手と交渉するためです。より良い条件で転職するために頑張りましょう。
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