転職活動の面接で落ちても問題ない件【自分に合っていないだけかも】

こんにちはJackです。

転職活動をしている中で、書類選考は通るのに面接で立て続けに落とされてしまう。自分の職務経験からいって応募している職種が全くの未経験でもないし高すぎる年収を求めているわけでもない。面接の練習をしており言動やマナー、服装に問題があるわけでもない。こんな時はいったいなぜ面接に通らないのか悩んでしまうと思います。

転職活動の面接で立て続けに落ちる主な理由はなんでしょうか?あなたの能力が足りないからでしょうか?こんなとき、私はあなたが今応募している仕事が自分に合っていない可能性を疑い、応募するべき仕事かどうかを見直した方がよいと思います。

なぜなら、第一に書類が通っており自分のスキルと経験は応募している職種とマッチしていても、その仕事が必ずしも自分の得意なこととは限らないからです。第二に、自分のやりたいこと、得意なことを把握するのは難しく、応募している仕事に合っていないと面接官に見透かされて面接で落とされるからです。また、「面接が通らない」=「単に自分の能力不足」と考える人もいるかもしれませんが、そもそも世の中にはゴマンと仕事があり、自分自身を変えるよりも転職活動を通じて自分に合った仕事を探す方が断然得策です。

職務経歴だけが転職先の選定基準ではない

私は2回目の転職活動の時に、自分の過去の経験ベースで転職先を見つけようとしていました。過去の職務経歴として、人材紹介会社での法人営業のインターンと、ソフトウェアをメーカーに売る営業経験がありました。またビジネス英語もできるので、成長している業界の外資系企業で営業のポジションが最適と言う仮説をたてて、IT企業でのインサイドセールスの営業に応募していました。

人材紹介会社はテレアポ&法人営業、またソフトウェアの会社で営業だったので、外資系IT企業の法人営業部門であるインサイドセールスは私の職務経歴とマッチしていて書類は次々と通過し多くの面接を行いました。

しかし、私は話がうまいタイプではなく、特に電話対応はそもそも苦手な方でした。インサイドセールスではなく、外回りの営業だったらまだ可能性があった気もするのですが、外資系企業は職責分担がはっきりと別れており、当時26歳で経験も浅かった私はインサイドセールスで結果を出してはじめて外回りの営業ができるというキャリアパスしかありませんでした。面接の一貫でインサイドセールスのロールプレイもあったのですがこれも落ちてしまいました。私は滑舌が悪く、どちらかというと人と話すより考える仕事の方があっているとは思っていたものの、自分の経験にマッチした職種に転職することを重視しすぎた結果、不得意な分野に応募をして不採用のお祈りメールをもらい続けるという負のスパイラルに陥ってしまったのです。

とある転職エージェントを通して外資系IT企業の営業にたくさん応募して、面接の練習もして万全の体制で挑んだにも関わらずこのありさまでした。エージェントも私は面接に通るだろうと見込んでいました。書類上ではマッチしているように見えても実は合っていないということはありえます。1-2社落ちるなら人の相性ということもいえますが、5-6社だめだったのでそもそもダメだったと思います。

結局このままではまずいと別の転職エージェントを通してIT企業ではなくメーカーの営業に挑戦したのですが、こちらはうまくいって複数の会社から内定をもらうことができました。IT企業のインサイドセールスのように電話での売り込みをするガツガツとして営業ではなく、メーカーではどちらかというと社内間での調整が多い営業職で、個人ごとの売上目標すらありません。コストベースで値段を論理的に交渉する仕事で考えることも多いので、私にはそちらの方が断然自分に向いていると思います。

自分のやりたいこと、得意なことは自分では分からない

これはよく言われることですが、自分がどういう性格でどういう仕事に向いているのかというのを自分自身で判断するのはとても難しいです。私がIT企業のインサイドセールスからメーカーの営業を目指す方向に舵を切れたのは、私の昔の上司が、「Jack君は何も考えずにどんどんものを売り込むよりも、じっくり考えて分析する方が得意だね」と私の特徴を教えてくれたからです。自分の得意なこと、不得意なことは自分で考えるよりも上司や同僚に聞く方がより的確な回答が得られると思います。自分の配偶者や彼女/彼氏、家族など近い人に聞いてみても良いでしょう。

特に20代であれば年上の人から十分すぎるくらいのフィードバックをもらえると思います。ただその時に注意したいのは、できれば一人だけでなく複数の人からアドバイスをということです。一人の意見だけだと主観的すぎることがありますが、3-4人が自分の特徴について同じことを指摘してくればそれは客観的なフィードバックとして信じてよいと思います。

面接が通らないと自分に問題があるのではないかと思いがちですが、私はそうではなく単に求職者と会社が合わないだけだと思っています。横並びの学校教育を受けていると一人一人に同じ能力が求められているのではないかと思ってしまうかもしれません。しかし、一人一人得意なことと不得意なことがあるのは自明の事実です。自分の得意なことを生かせる仕事についた方が仕事もうまくいくし、年収も上がっていくのは当然です。以下私が好きな著者の橘玲さんの本から引用します。

転職しなければ天職”には出会えない

就活の時、「自分に向いた仕事をどうやって見つければいいか分からない」と悩むこともあるかもしれません。私のアドバイスは、「とりあえず就職して、向いてないと思ったら転職する」です。かつては、「新卒で正社員に慣れなければ人生終了」みたいな雰囲気がありましたが、もはやそんなことはありません。20代、あるいは30代半ばまでの天職は普通で、その上人手不足が追い風になっています。今や大企業でも中途採用を受け入れないと必要な人材を集めることができません。

アメリカの調査では、「社会人になって早い時期に頻繁に転職する人は、キャリア最盛期に高賃金、高収入を得ている傾向がある」ということが分かっています。しかし考えてみれば、「転職しなければ適職に出会えない」というのは当たり前の話です。

日本では新卒で入った会社で定年まで働き続けるのが常識でしたが、その仕事が適職であるためには2つの条件を満たさなければなりません。一つは就活を始める大学3年生の時に、「やりたい仕事は何か」を性格に理解していること。ふたつめは、その仕事ができる会社に採用されることです。このように考えれば、「新卒で適職に出会える」のが宝くじに当たること以上に難しい理由が分かります。

『2億円と専業主婦』122頁 / 橘玲

私は海外インターンで貿易会社と人材紹介会社で仕事をしましたが、帰国後に人材紹介会社の面接をたくさん受けてほとんど落ちました。私と同じく人材紹介会社でインターンをしていた友人はその会社のシンガポール法人に採用されたり、日本に戻って同じく人材紹介会社で採用された人もいます。自分はそこそこ社交的だと思っていましたが、人材紹介会社のキャリアコンサルタントや営業に要求されるのは「超」社交的な人たちで、即興で楽器を演奏するかのごとく頭の回転の良さが求められます。私は言葉を発するまえにじっくり考えて整理してから話を始めるタイプですので、私には合う仕事ではなかったと思います。ゴールはただ内定をもらうことではなく、自分の長所を生かせる仕事の内定をもらうことです。

まとめ

転職活動の面接でうまくいかなかった時は今自分が応募している仕事が自分にとって適しているかどうかを徹底的に検証することが大事です。医師や会計士などの専門職や特別なスキルが必要ということでなければ、書類選考時にある程度のマッチングは担保されています。しかし私のように話すのがそれほど得意ではないのにばりばり売り込みをする営業職に応募してもうまくいかないというようなことはありえます。特に、一貫したキャリアにするために過去の職務経験と同じ仕事で転職するのにこだわる必要はなく、転職活動を通して自分の強みや弱みを発見できることのベネフィットの方が、同じ職種の転職で年収が上がることよりも長い目で見れば大きいと思います。

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